こんにちは。いつも有難うございます。
自然素材をふんだんに使った健康住宅の山形建設です。
2月25日(土)に完成見学会を行うM様邸。
完成したら見えなくなってしまう場面を紹介します。
築39年のM様邸。
全て取り除かれてしまうと、外観はとてもみじめな姿です。
耐震に必要な「筋かい」がとても不足しているのがわかります。
「筋かい」など耐力壁がバランスよく配置されていないと、地震では
建物にねじれが生じ、安全とはいえません。
この家が新築の時代はこれで十分でしたが、大きな地震があるたび
建築基準法は改正されています。
家は生命を守るものなので、当たり前だと思いますが、
耐震性のための改築工事はなかなか誰も思いつかないのが
現実のようです。
M様邸は子育て世代。
少しでもリビングが広いとうれしいということで、
玄関も一緒にに広くなりそうです。
なので、屋根も大きく変わろうとしています。
「筋かい」を十分入れると、強い家になったように
感じます。
この「筋かい」の入った壁を耐力壁と呼びますが、
地震に抵抗するためには、柱の上下、木材と木材、木材と基礎などの
接合部が十分に緊結されていなければ、住宅は地震に抵抗する
ことができません。
それで「接合金物」が重要ということになるのです。
年末までには窓・玄関扉を入れて、鍵で施錠できるように
しようを合言葉に大工さん下請け業者さん一体となって
目標に向かいました。
勝手口は引戸の採風窓。
引戸の勝手口にM様は感激されていました。
きっとドアだと思っておられたようです。
キッチンはもう一度ショールームに行かれたようです。
何年も使うものです。
よく吟味して決められたら後悔はないですね。